米作りの流れ

米作りの年間スケジュール

 

米作りの1年間の主な流れについてご紹介します。
当園では、田植えと稲刈り時に、どなたでも参加できる体験農園を行なっています。体験農園参加して、ご自身が食べるお米作りに携わると食べるお米の味もいつも以上に美味しく感じるとお客様に好評です。
4月の苗作りから10月の稲刈り・精米まで、当農園でしっかりと作業させていただき、より安全でおいしい新米をお届けします。

 

4月

苗作り
苗の状態や育苗箱の土の乾き具合を見て水や肥料をあたえ、健康な苗に育てます。健康な苗を育てることは、稲づくりにとって大切な作業です。

5月

田起こし
田んぼの土を掘り起こしてひっくり返し、田植えに向けて準備します。この田起こしが、春の田んぼ仕事の始まりです。
代掻き(しろかき)
代掻きは田んぼに水を入れたあと、土の表面を平らにして水の深さを揃え、田んぼから水をもらさないようにするほか、田植えをしやすくするために行います。

6月

田植え
稲代で成長した稲を植えていきます。植付本数、間隔、深さなどを正確、均一にするのがよい米づくりの基本です。

7~8月

草取り・水の管理
田植え後、気温も高くなり、田んぼの水温・地温も暖まってくると、田んぼに雑草が生えてきます。生長を促進するよう肥料をやったり草を取り除いたりしながら大事に育てます。

9~10月

稲刈り
待ちに待った稲刈りです。刈り取るタイミングは、品質や収穫、味に大きく関係するので、しっかり目で見極めて刈り取ります。
乾 燥・脱穀
脱穀とは稲から籾(もみ)をはずすことです。脱穀して稲の先に付いた実の部分を取り外したものが籾です。
籾摺り(もみすり)
殻をかぶった籾の状態から、玄米にする作業です。
精米
玄米から茶色い糠(ぬか)の部分を削って白いお米にします。

11~3月

土作り
米づくりのスタートとも言える時期。ほど良い水はけのある柔らかな土をつくるため、田を起こし、畦を塗り、入水して大掻きを行なっていきます。